・人々も借りぐらしの世。

イデアルは遠い冬の日を思う。陽光。
そしてはるか昔のバビロニアの人々も。

四季は移ろう。
「自我は借りぐらしなのですよ。制度や身体、環境に」と長月遥。

借りぐらしといえば、カラオケもそうで、他にも親子や猫、家もそうだとイデアルは感じる。

だから環境を調べることも借りぐらしだからこそ。住まいや地域を調べることだろう。
吉備山が見える。
イデアルはそこに自転車で向かう。自転車旅行。
と、道ばた、お地蔵さんが見える。田舎街に。