そして、12月15日

私と蒼空くんの誕生日当日。

私の家で誕生日を祝ってもらえる事になった。

蒼空くんら誕生日プレゼント

喜んでもらえるかな〜。



「「Wそら!誕生日おめでとうーー!」」


祝いの言葉と共にクラッカーの音も大きく響いた。


「いや〜、本当に晴空ちゃんの誕生日を

聞いた時はまじで驚いたわ」


未だに言う明くん。


「蒼空さん、晴空さんってなんか変な感じしますが

誕生日おめでとうございます!」

苦笑いをしながらもお祝いの言葉を言う楓ちゃん。

まぁ、名前もどっちがどっちで呼ばれてるのか

分からないからたまにややこしい時あるけどね。

今日は私達のためにと

明くんが楓ちゃんも呼んでくれて来てくれた。


「ありがとう!楓ちゃん!」


「ありがとな」



「はい!晴空!誕生日プレゼント!」


ショッピングモールでいつの間にか私の知らない所で

買っていた美希が早速プレゼントを渡してきた。


「あ!このパジャマ!」


中を開けるとモコモコの水色のパジャマがあった。

このパジャマには見覚えがあった。

この前ショッピングモールで

美希と買い物に行った時に私がこのパジャマを

可愛いと言っていたのを覚えててくれた美希。


「晴空、おめでと」


美希に続いてプレンゼントをくれる蒼空くん。