家に帰ると、
三人が笑顔で迎えてくれた。
「おかえり真!」
「「おかえりなさい!親分!」」
「…あぁ、ただいま。」
その笑顔を見たら、
何故だか凄く抱きしめたくなった。
「真?!」
「「親分?!」」
俺が抱き締めると、
みんな凄く慌てていた。
「雷、松原、東堂、
いつもありがとう。」
「真、俺の方こそ、ありがとう。
真がいなかったら、
俺、今みたいに笑えてないよ。」
「私の方こそ、ありがとうございます。
親分と出会ってから毎日、
とても充実していて、
親分のすることに、毎回ワクワクしています。」
「俺、親分に一生ついていきます。
最初は親分のこと、
親の七光りって思ってました。
でも違うくて、
親分は凄く強くて、
親分といれることが、
俺、凄く嬉しいです。」
俺がお礼を言うと、
口々に応えた。
守りたいものが、
もっと大事なものになった。
雷、松原、東堂。
お前らは絶対俺が守る。
だから、
ずっと一緒にいてくれよ?