「狩りの時間だ。」
バキッ、ドカッ、ドスッ…
それは、
表情をひとつも変えず、
殴り、蹴り、倒していく。
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「なぁ、聞いたか。
死神の噂。」
「あぁ、知ってる!
この前No.8を潰したんだろ?」
「ばっかそれだけかよ!
それ聞いてピンとこねえか?!」
「は?ピンとって………あ。
…ぁあ!
No.2の…!」
「そうだよ!
死神が縄張りで姿見せなくなってから、
潰した族と組!
こりゃ間違いねーよ!
次は絶対高木組だろ。」
「だな!
俺、一回でいいから、死神の喧嘩見てぇ!」
「俺もぉー!」
「んじゃ、見に行くか!」
「おっ!行っちゃうか!」
「まずは情報からだな!」
「おう!そだな!」
「まかせた!」
「そう来ると思った…!」