「……はぁ」
いつも決まって同じ夢を見て、目が覚める
10年前から私の時間は止まったまま。

進むことなく、繰り返している…
逃げることの出来ない絶望や恐怖の中で生きている
死にたいと望んでいても死ぬことが出来ない弱い自分。過去に囚われ続ける弱い自分。
そんな自分を隠すために、私は誰も信じず感情を捨てた