グループの他二人の女子が、裕雅と話せて嬉しそうなみれいに声をかける。


そして、その三人で国語の教室に行ってしまった。


あたしは自分が置いて行かれたことに少し驚いたけど、その時はまだ気にしていなかった。


ーー数日後。


今日も、みれいたち三人はあたし抜きで移動教室にそそくさと行ってしまった。


まるで、あたしがみれいにしてきたことを、そのままやり返されてるみたいだった。