あっちはこっちの気配に気づいてはいないようだ



大丈夫そうだね




普通に彼らの横を通り過ぎる




!この香りはあいつのか




あいつは気づいたかな




「飛成、どうしたの?」




さっきっからおとなしい飛成に声をかける




「いや、あいつらから初めて会った時の主の匂いがするしたんです」




「そうか」