拝啓、
お兄ちゃん
お兄ちゃんは私に最後、
『生きるんだ』
といいました
それでも私は
お兄ちゃんと一緒にいたいと思っています
今すぐにでもお兄ちゃんにあいにいきたい、と言ったら
お兄ちゃんは怒りますか?
ねえ、お兄ちゃん
私がこの気持ちを伝えようとした時
アナタはもう
私の隣にはいませんでした
だから、
伝えます
私のたった一人のお兄ちゃん
あの時、くらいくらい
真っ黒に染まったところから、
救ってくれてありがとう
まだ、お兄ちゃんのとこにはいけないかもしれない
だから、待っててね
お兄ちゃんにふさわしい私になってから
お兄ちゃんのもとにいくから
だいすきです。
ホシがツキよりも輝いたとき
お兄ちゃんのもとにむかうから