僕の気持ちなんてなんにも理解してない
薄っぺらい言葉ばかりだ。
「なんだよ!偉そうにさ!!
お前らに僕の気持ちなんてわかんねーだろ。」
急に大きい声を出した僕に驚いて
教室が一気に静かになった。
「どいつもこいつも、僕のこと
助けようと思ったか?僕のこと、いじめるの
止めようとしたか?何にもしてねーくせして
お前がこんなことするはずないだって?
僕の何を知ってんだよ!どれだけ痛くて苦しくて。
見て見ぬふりしかしてねーくせに
ふざけんじゃねぇーよ!!
いじめてる奴もクソだけどよ、
見て見ぬふりしてる奴が1番クソなんだよ!」
その言葉にクラス全員が目を逸らし、下を向いた。
結局、自分のことしか考えてない奴らばっかだ。