先生の頭の上はハテナだらけ。

「何でもないから。それより何ですか?」

そう。本来ならこんな時間に回診には来ない。
なのに何故ココにいるのか。

『あ、いや。たまたま通り掛かったからさ。まぁ顔見れたからいいや。じゃあね』

そう意味深な言葉を残して出ていった先生。