昔のことを考えてたらまた涙が溢れてくる。

『どうしたの?楓ちゃん』


気がつくと目の前には朝の奴がいた。


「何でもない。ただ目にゴミが入っただけ」


『そっか』


つーかコイツの名前……


「てかまだ名前聞いてないんだけど?」


『あぁ。ごめんね。俺は小林優成。宜しくね?』


私は名前を聞いて驚いた。