中に入ってたのは某ブランド店の腕時計だった。
『ありがとな。楓』
近くで恥ずかしそうに様子を伺っている楓を引き寄せて抱きしめた。
「ゆ、ゆうくん……」
耳たぶまで真っ赤にして恥ずかしがってる楓が可愛くて数分間動かずにいた。
3分くらいかな?いきなり腕の中にいる楓が重くなったことに気づいた。
『おっと‥‥どうし…あ、寝てる(笑)』
腕の中でスヤスヤ寝息をたててる楓。
『ありがとな楓。おやすみ‥‥』
無防備な顔をして寝ている楓の唇に俺の唇を重ねてベッドへ運んだ。
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