よくレンタルビデオショップに行って
ビデオをレンタルしていたのだが
とある日、「舞妓」についてのビデオをレンタルし何となく観賞した





その日から私の人生は
大きく変わった






特に舞妓さんになりたかったわけでも
無かったが、早く家を出たい
それだけのために私は京都へ行く道を選んだのだ






親には半分出て行く形で
それでも何とか説得し
父と母、最初に許してくれたのはあの頑固な
父の方でそれは意外に驚いた。





母は泣きながら私が出発するまで
何度も何度も止めたのだ





舞妓になるまでは
一年間の修行期間がいる




私は15歳だったので
当時は舐めてかかっていた


実際行って見ると思うよりも
全然厳しく私は一週間後のホームシックに
襲われ、すぐさま実家がどれだけ楽だったか
思い知らされたことも鮮明に憶えている