「ケイジ・・・解けたよ」

「左の感覚ないんだけど・・・」


「は!?馬鹿。なにこんなときに甘えてんだよ!」

「ちげーよ!ぜんぜんちげーよ。」

「走れる!?」

「多分。」

怪我した男が気づいてこっちへ近づいてきた。