「さ、英語の解説してくださいよ!」


キスが1回終わり、俺は机にちゃんと向かう。


でも俺の考えは甘かったみたいだ。


「何言ってるの?これじゃ、1問正解したのと同じごほうびじゃない?」


は…はい?


「まさか…」


「あとキス9回ね♪」


えーーっ!


「いや、もういいですって!キスはいりま…んっ…」


またやられた…って、え!?


舌が…!?


「ん…っ…はぁ…ちょっ…何すんですか!」


李依さんが離れたと同時に聞いた。


まさか…そっちが来るなんて…


キスは初めてじゃないけどさ…ディープはさ…はぁ…。


「今のは3回分♪あと6回はキス6回か今の2回か…どっちがいい?」


う…。


究極すぎる選択…。


どっちとっても、俺にはデメリットで…


「はぁ…好きにしてください…。」


俺はそう言って目をつむった。