毎日のように学校が終わると
先輩の家へ遊びに行き、
みんなで溜まる。

まだ悪いことと良いことの区別も
ろくについていない、まだまだガキの私たち。

ただ、毎日が楽しかった


バカやって、ふざけて、喧嘩して、


好きな人を作って付き合って、
振った振られた、
ヤッたヤらない なんて話しながら


まだ、恋だの愛だの、
本気の恋愛なんて、
そんな感情なんて、なんにも知らない頃。




一つ上の、怜香(れいか)

一応先輩なんだけど、
ホントに仲のいい友達

先輩後輩なんて間柄ではなく
ただの友達で、むしろ怜香の方が
年下なんじゃないか?ってくらい
考え方もガキで、、、。
いつも私が聞き役になる。


怜香と知り合ったのも中学生になってから、
学校も違ったし、なぜ仲良くなったのか、
それはまた長くなりそうだから
今は省略するとしよう。

毎日怜香の家に行くのが日課で
学校なんて行ってもいかなくてもいいや って、
行かなきゃ朝から怜香の家、
行ってても早く帰って怜香の家。

そんな当たり前な毎日を過ごしていた。