美奈「ん……」


目の前が真っ白。

ここはどこ?


?「美奈ちゃん、大丈夫?」


え…誰?



そのとき、その人の顔が近づいてきた。


?「大丈夫?」




ま…まさか…!


美奈「勤先輩!?あれ、ここは…?」


不安そうに私がそう言うと、勤先輩は私の頭を撫でながら言った。


勤「大丈夫だよ。ここは保健室。」




あた…頭撫でられてる!?


嬉しすぎ!!


でも恥ずかしくて勤先輩の顔を見れないでいた。



勤「美奈ちゃん?どうかした?気分悪い?」




先輩優し過ぎ!
やっぱり好きです!




勤「え…?」


美奈「え…?」



勤「美奈ちゃん、本当に?」


え…?なにが!?


…もしかして……

美奈「声に…出てました?」


その答えのかわりに先輩は小さく頷いた。




勤「美奈ちゃんさっきの本当?」


この際しょうがないから言ってしまえ!!
当たって砕けろだ!


美奈「ほ…本当です!」






シーン……






あ〜あ。どうせフラレるんだろうな。