「………嫌じゃなかったけど。」





小さな声で言うまい。




内心ホッとした。




まいも俺の事を好きで居てくれてる。





両想いって、こんなに嬉しくて、幸せな事なんだ。





よしよし、と俺はまいの頭を撫でた。





「………他の男とはしちゃダメだからな。」




だってさ、まいは可愛いから……





心配なんだ。





俺がいつも側にいてやりたいけど、できないから。





まいは最近、みるみるうちに可愛くなっていく。





本当に俺だけにしろよー!!!






俺の言葉を聞いて嬉しそうに笑うまい。





「あたしは仁くんだけだよ!!!心配しないで。」





「………俺も、まいだけだから。」





こんな俺を愛してくれてありがとう。





まいの事、一生をかけて守るから。







俺から離れていくなよ。