「こんな俺でいいのか???」





俺は聞いた。





「……仁くんじゃなきゃだめなの。」




まい………





俺は幸せだよ。





まいに今まで辛い思いさせた分、これから幸せにしてやるから。






俺はまいをもっとキツく抱きしめた。






「………俺も、まいの事が好きだった。ずっと前から。でも、この気持ちを言ったらまいが辛い思いするんじゃないかって…そう思うと言えなかったんだ。」





今なら素直に言える……






「………まい、俺と付き合ってください。」





「………はい。」





顔が真っ赤になってるまい。





俺はまいを離し、






ﾁｭ






優しいキスをした。






「………まい、愛してる。」





俺は再びまいをキツく抱きしめた。