仁くんが入ってきた。





ドクン………





仁くんがとっても驚いた顔をしている。






「まあ、座って話そう。」





幸弘さんが言った。






「………お、おうっ。」






仁くん……





あたしはこの日を待ち望んでいた。





せっかく神様がくれたチャンスなんだ。





もうこれが最後かもしれない…





ちゃんと言わなきゃ!!!






「……あ、あの。仁くん…。」





「……久しぶりだな。まい…。」