純哉くんの優しさに甘えてたくさん泣いた。



どれくらい泣いたかな???



なにも言わずに純哉くんは側に居てくれた｡



「ありがとう…もう大丈夫だから。」



「そっか。まいにそんなに想ってもらえるヤツは幸せ者だな。正直うらやましいよ。」



「……え???」



純哉くん、あたしは何て返せばいいの???



「なんでもないよ。もうそろそろ行くか!!!まい立てる?」



「……うん。今日はありがとうと、ごめんね?」



「気にすんな。俺がしたくてした事だから。」



純哉くん…ありがとう



どれだけ言ってもいいたりないよ。



「……。」



あたしは純哉くんがどんな気持ちで居たかなんて知らなかった。



ときどき悲しい目をするあたしをいつも見ててくれた理由を｡