「まいっ!!!」






するとそこには汗だくになった仁くんがいた。






「仁くんっ!!!」





あたしが仁くんの所に行こうとしたら、男達があたしの腕を掴んだ。






「離してよっ!!!」







あたし、本当にヤられちゃうの???







しかも仁くんの目の前で……






「まいに触るなっ!!!」






仁くん………






あたし悔しいよ。







「仁、今まいちゃんに近づくと殺しちゃうよ???」






そう言った美里さんは男達の1人に刃物を渡した。






そしてその男はあたしに刃物を向けた。








「くそっ!!!」






「あはははっ!!!仁はまいちゃんが犯されるのをただ見てればいいのよっ!!!」






あたしの目にはまた涙が浮かんだ…―――