私はそれから、深雪と一緒に3組の教室へ行った。
行く途中も、みんなから、睨まれるような目で見られていてとても、怖かった。

私は教室の扉をあけて、自分の座席表を見た。そしたら、
後ろの席に海斗がいた。
でも、座らなければいけないから、席に着いた。
幸いであったことは、隣が深雪だったってこと。

初めて自分の名字に感謝したよ。

でも、さっきから凄く視線を感じる。わたしは、意を決して後ろを振り返った。すると、海斗と目が合って、凄く睨まれた。

「こっち、見んじゃねえよ。ブスは俺を見ちゃだめなんだよ。」
さすがに、今の言葉は気づついたけど必死で隠すように、ごめんと、聞こえるか分からないくらいのこえで、あやまった。