あれから、私は男の子の告白から逃げるように
保健室を出ていってしまった。

いや、でもさ、普通は逃げません?あんな、チャラそうな人に告白されたら。にげますよ?ね?

そ、それより、一番大事なこと聞いてなかった!

あ、それはですね、あの人の名前ですよ!

んー、深雪はしってるかね?

よし、こう思ったら行動にするべし!

「深雪ー!あのね、告白?みたいなのされた。そ、それでね、その告白した人の名前聞かずに逃げてきたの!」

私は教室に着くなり深雪にさっきあったことを言った。