でも、海斗は私にき、キスをして部屋から出ていってしまった。私はその瞬間、緊張が解けたように目をばっ!とあけた。

それより、どうして海斗は私にキスをしたんだろ。
彼女が居るのに…

私は無意識に自分の熱が残る唇に触れながら考えていた。
でも、また海斗が部屋に入ってきて、起きている私に驚いていた。

私は少し戸惑って

「あの、おはよう?えと、その…」
と、なんとも意味不明な言葉を発していたのだ。