私達はそのあと、同じ傘のしたで歩きながら家へ帰った。

久しぶりに帰る海斗との道はこれほどにないってくらい、
嬉しかった。

ねぇ、海斗私のこと嫌いならこんな風に助けたり、さっきみたいに、抱き締めたりしないでよ。

もっと、すきになっちゃうから。