「それじゃ、今日からマネージャーとして、そしてこの部の一員としてよろしくな。」
そう言って私の肩に軽く手を乗せた部長は、とても背が高く、肩幅が広かった。
みんなからキャプテンと呼ばれ、慕われているのが今日入部した私でもわかる。
「新しく入った1年の子だよね?よろしく!」
隣から声がして振り向けば、そこには3年の先輩が立っていた。
「はい!よろしくお願いします!」
私は精一杯の声で返す。
昔から緊張すると声が震える癖があった。
それは今になっても変わらず、そして今回も震えてしまった。
それでも、先輩はうんうんと満面の笑みで頷いてくれた。
一生懸命の気持ちが伝わってくれたみたいだ。
「うん!いい返事!いきなりだけどマネージャーの仕事教えていくね!」
先輩はコルクボードを片手に持つと体育館の端の方へ歩き出した。
「はい!」
私は返事と共に先輩の後ろを歩く。
バスケなんて知らないことばかりだし、まだ友達も全然いない。
そんな不安な気持ちが掻き消されるくらい、今の私はワクワクしていた。
そう言って私の肩に軽く手を乗せた部長は、とても背が高く、肩幅が広かった。
みんなからキャプテンと呼ばれ、慕われているのが今日入部した私でもわかる。
「新しく入った1年の子だよね?よろしく!」
隣から声がして振り向けば、そこには3年の先輩が立っていた。
「はい!よろしくお願いします!」
私は精一杯の声で返す。
昔から緊張すると声が震える癖があった。
それは今になっても変わらず、そして今回も震えてしまった。
それでも、先輩はうんうんと満面の笑みで頷いてくれた。
一生懸命の気持ちが伝わってくれたみたいだ。
「うん!いい返事!いきなりだけどマネージャーの仕事教えていくね!」
先輩はコルクボードを片手に持つと体育館の端の方へ歩き出した。
「はい!」
私は返事と共に先輩の後ろを歩く。
バスケなんて知らないことばかりだし、まだ友達も全然いない。
そんな不安な気持ちが掻き消されるくらい、今の私はワクワクしていた。