きみは私を抱き締めて、思いの丈を吐き出した

「ずっと好きだったんだ。だけど、言えなかった
クラスも違う奴から告白されたところで、迷惑がられ
るだろうって。だから、ずっとチャンスが来るのを
待った。待ちすぎておかしくなるくらいに。
やっと巡ってきたチャンスに告白しようとしたら
逃げられるし、、、正直、凹んだ。だから、忘れ
ようと思ったんだ。そしたら、背中に、、、」

嬉しくなって、きみの腰に手を回した

大好きを伝えたくて、力いっぱい抱きしめ返した

「ねぇ、いつから？私のこと、、、」
「入学式。桜の木の下で空を眺めてる萌をみて、
一目惚れだった。それからずっとだ。」