「莉子ちゃん!?名前まで可愛い〜!」 「わ!?」 目をたれさせて笑いながら抱きついてくる花園先輩。 「もう入部してくれるのかな? 2年生がいなくて大変だったの! これからよろしくね!あと、かおりでいいよ!」 確かに、マネージャーさんと見られる人は、かおり先輩だけ。 「はい、もちろんです!こちらこそよろしくお願いします!」