「そんでさ、〜が〜〜〜で!まじ〜〜〜じゃん?」


途切れ途切れに聞こえてきた大きな声。



いきなり聞こえてきた大きな声の主は意図せずに目に入ってきた。

声の主と、もう一人。



…随分かっこいいな…



あんまり異性と関わらない上に外見に興味が無い私ですらそう思うのだから相当顔が整っていたふたり。



「ちょっとねえ!こっち向かってない?」



私と同じく彼らを見ていた美南が小声で言ってきた



…本当だ、こっちくる!


てことは、隣の席?