「長瀬くん、どうしたの?♡」



愛季がいつもより可愛い~声でオトコに尋ねた。



あたしはふいに愛季の背中に隠れる




「いや、今そいつにボールぶつかったから」



そう言ってあたしに指をさす、オトコ



「あぁ、、そうなの!?」


オトコはそのままわざわざ愛季の背中を覗き込んであたしを見るオトコ



なっ、なんでわざわざ見るの!!!////




「名前……しらねぇけど」


え、あ、あたしに聞いてます??



「あたしは古川愛季で……」




愛季が必死になって名前を言う直前で



「ぶつけちゃってゴメンネー」



オトコはそれだけあたしに言って
ボールを高く上に蹴り、去って行った。


、、、はあ、?


あんなのがみんな好きなの?


チラッと隣の愛季を見ると……



「ん~~~!!!
ちょっと冷たくされるのもイイ!!!♡♡
近くで見るともっとカッコイイんだねぇ」



えええええ?!



「いや、今のはちょっと、、」



愛季のこと完全に無視ってたし、?!
なんて言うかテキトー感がものすごく
伝わってきた



「まっ、あたしは間宮くんが一番だけど♡」


そう言ってまた間宮くんを見て、目がハート


切り替え早すぎでしょぉ~、、ちょっと、、