最後の時空管理人 トミー【link】



「あっ! 俺の部屋の 方向違いますがぁ・・・」



「当たり前だよ!!  誰が君の部屋に 行くんだよ
警察だよ!! これから君を 事情聴取するんだよ。 バカじゃないの」




「えっ!!!
そんなー俺は 今日とても大事な用事が あるんです!!!!!! (まじかょ)」


「君の 用事なんて・・・
あっ!  サイバーテロかぁ! 打ち合わせかぁ!?

ダメ、ダメ 行かすわけには いかんなぁ!!」

「違います!!!!」




古泉刑事は 警察署に 着くなり圭人を 取り調べ室に
強引に つれこむ


机に 椅子が 二つ!!

そのまんまの 取り調べ室!?




「君は凄い発見してるね!!有名だね!            僕ぁ 君を どうして絞り出したかと 言うと・・・
見たまえ (ノートパソコンを圭人に見せた)

これがぁ 問題の 書き込み・・・

そして ここと! ここと!ここに キーワードが あるんだ!!


テレビで 見たことない?隠したい事を 暗号で残すの・・・

あれだよ!!!!


見事に 君の 名前が 浮かび上がるね!!

どうだ!! ビックリしたか!!」






・・・・・・こいつも アホだ!!


なんだ!なんだ!!
5年前の 今日といい 今の今日といい・・・


なんちゅう日だ・・・ブラッディーマンディかぁ!?





圭人の 話しなど 聞かず 早口で喋りつづける 古泉刑事

いつになったら 開放してくれるのだ!?








しばらくして 助手の亜里刑事が 現れた


「あの 女子高生 連れてまいりました。」

「本当に!? 早かったね
・・・じゃーぁ 僕わぁ その子の 話しでも 聞いてくるか・・・

あとー こいつの 事情聴取やってよ」




こいつ!? 俺のことか!!



「分かりました!」





古泉刑事が 部屋を 出て行く

しかし 亜里刑事が 変わりに 向かいの 椅子にすわった。






「すいませんねーーー
いっも あんな調子で」


「女子高生って・・・!?」


「あっ! ネットの書き込みに名前のあった 女子高生です はぃ


何か 婆ちゃんの 若い頃に タイムトラベルしたとか しないとか・・・」




えっ! トミーは そんな趣味が あったのか?? 女子高生・・・



いや いや 今は それどころじゃない!!

とりあえず トミーに メールして 駅のトイレにタイム・・・





その手が あったか♪





圭人は ケータイを 取りだし 素早く打ち込む!!




「あっ! 取り調べ中に 誰かと連絡取るのは お止め下さい。」




「すいませんーーーー
ちょっと トイレに行きたいですけど・・・」


「大ですか?小ですか?」

「だぁ 大ーです!!」




「はい、部屋を 出て左ですよ」





圭人は 急いで 部屋を出るケータイのメールを 送信した!



タイムマシンで ここから 乗って あの占師の 所に 行って戻ってくる・・・


タイムマシンなら なんの 時間のロスもない♪

完ぺきだ!!







圭人は トイレに 飛び込み 大のトイレブースを 確かめた!!


3つ あった!! 窓ぎわは 使用中だった


あとの 二つを 次々に 開けて見たが そこに タイムマシンは 来ていなかった。



まさか 窓ぎわの・・・
そんな事ないよなーーー
               「・・・タイムマシン来てないかぁ!  くそぉ!」
思わず 愚痴る!





再び ケータイを 取りだし
メールを 確認するが やはり 送信済み・・・




そうだ メールだから 見てないかも・・・?

まさか センターに お預かり??



そんな・・・都合よくいかないかぁ(涙)




くそー いっそ! このまま逃げ出すか・・・


「先輩!! ここに 居たんすか??」




ウギヤヤヤャャャャァ!!





トイレに 入って来たのは 石川 撤兵だった。


「なんだ お前かぁ びっくりさせんなよ・・・

何で 撤兵・・・ここにいるんだ??」




「あの刑事・・・亜里刑事さんに 聞いて来たんです。 先輩の事 気になって」



・・・・・・・・・



「そうだ!! お前 俺の変わりに トイレに入ってろ!!」



「トイレに 来たけど 大じゃないですが・・・」



「いいから ブースの中に入ってろ・・・出来るだけ長くな!!」




無理やり 撤兵を トイレブースに 詰め込むーーーー


「中から カギをするんだ!! わかったな!!」



圭人は トイレを 出ていった。






その後
窓ぎわのトイレブースから出てきたのは

古泉刑事・・・だった!!


「タイムマシン・・・??来てない??」

・・・・・・・・・








警察署を すばやく出ていく・・・圭人



それを 古泉刑事が ジッと見ていた・・・



「少し 泳がして見るか
亜里!! 亜里!!」







その頃



撤兵が ズボンを 下ろし座ってた 目の前の仕切りが


虹色に・・・光りだした!




「な なんだ!! これ??」


虹色ドアが・・・開いた!
・・・・・・!?



ドアの中から見知ぬ男が出てきた


「待ったぁ!? ・・・・・・ん? あれ??」




うあああああァァァァァ!!

撤兵が タイムマシンから 出てきた トミーに 驚く!


「な なんだ!! お前は ノックぐらいしろよ・・・失礼だな!!」



「あーぁ ゴメンよぉー
使用中でした!」




閉めようとした ドアを 撤兵が 手をかけた!!


「何すんだょーーー 手はなせよ!!」



「ちょっと待て!!
勝手に 入って来て 頭に来たぞー!!」




撤兵は 強引に タイムマシンに 入って行く



「ちょっとぉー!! 僕は ソッチの趣味は ないんだよ!!」





ズボンを 履き直し トミーに 詰め寄る 撤兵



「なぁ なんだょ・・・悪かったよ!!
今度は、ちゃんと ノックするから・・・」




「だいたい! 人が 気持ち良く 用をたしてる時に 突然 ジャマしゃがって!!
コノヤロ!!怪しいやっだ

なんだよ!! ここは 何かの 実験室かぁ!!

僕の ナニを 調べようと・・・いうんだ!」





「いやいゃ・・・何も調べてないですょ・・・coffeeでも〜飲む?」





トミーは 強いやつには めっぽう弱いみたいだ!?

困った時には coffeeを 出すみたいだし・・・


coffee缶を 手渡してながら

「圭人君に 案内されたんじゃ〜〜〜ないの??」



「えっ!・・・先輩!! まぁ そう言えば そうかも??」




「やっぱり・・・そうか!初めましてトミーだよ!!
まぁ! その辺で、くつろいでよ!!」


すぐに 馴れ合いになるのが 上手い。




「ここって・・・何なんだ??」



「タイムマシンだよ!!」



「ウソだ!」




どんな時代にも
どんな所でも
好きな 所に行けるマシン
そのドアから出入りするんだよ!!

中から見えるけど・・・
外からは 見えない!!

開ける時だけ・・・そこに存在するんだ。


閉まってる時は・・・外からは 存在しない!!


そんな部屋型 タイムマシンだよ!!







「ウソだ!ウソだ! タイムマシンなんて この世に 存在しないんだ!!

死んだ爺ちゃんも タイムマシン作るって!! バカみたいな夢みて・・・

変なもん ばかり作ってーー
お陰で 小さい頃から イジメられて・・・タイムマシンなんて 大嫌いだ!!」



撤兵は 泣きながら トミーに 訴える
アレルギーで 顔中ブツブツになって


「うっ! ど どうしたの!? 顔が 腫れてるょ・・・」


「アレルギーーすぅ
タイムマシン アレルギー」




トミーは 撤兵の子供の頃に タイムワープした!!

「そんなに お爺さんの 事が 気になるなら 行ってらっしゃい!!


あっ! これ付けてって・・・決まりだから!!」







撤兵は いつの間にか よく遊んだ 川の土手に居た。

腕には 少し大き目の腕時計・・・(一体誰んだろう?)




あれ・・・ここは!!
学校の帰り道・・・寄り道してみんなと遊んだな



だけど・・・最近建った 巨大スーパーもないし??


新しい車が 走ってないし??

何か変だな・・・





えっ!!!!


まさか・・・


タイムマシンで・・・!?






撤兵は 走りだした!!
自分の 記憶をたどり
よく遊んだ あの河川の公園




・・・・・・


昔のままだ!!