「うん。
先生、ここのところミスが多いでしょう?
僕が先生の事を好きで、伝えたって話したから…………心配してた。」

「えっ!言ったの??」

「うん、ごめん。
唯ちゃんや他の先生達は知らないからね。
………………それで
唯ちゃんも海晴先生を心配してるのかと思って
2階に着いていったら、咲の事で……………。
ほっとこうかな?とも考えたんだけど
面倒な事をさっさと済ませて
落ち着いたらもう一度告白しようかと思って。」

「…………………………………。」

「なので、もう一度言います。」

そう言うと、クルリと向きを変えて向かい合い………

「海晴先生………僕はあなたが好きです。
頼りない後輩ですが、精一杯大切にします。
……………………付き合って下さい。」

「……………………………………。」

「…………………ダメ??」

覗き込むと、赤い顔でうつ向く。

チュッ。

可愛いくて、ついおでこにキスしたら

赤い顔のまま怒られた。