「僕の、僕だけの、コレクションだよ。」 頬を赤く染める男。 私はカザリモノ。 「僕は間違ってた?? 君が欲しかっただけなんだ。 全部。 君の全部が欲しかっただけ。 君さえ隣りにいてくれるだけでいいんだよ」 ゆっくりと頭を撫でられる。 さっきまで暴力を振るっていたのが嘘みたいに。 「ねぇ、もうずっと一緒に居てくれる?」