「.......っ、僕、最低だよね......
ただ君に傍に居て欲しいだけなのに.....

こんなに、こんなにも君を......

傷つけた.........」



そう言って、お姫様抱っこをされ自分の膝の上に

向かい合わせになる様に座らされる。



「.........軽いね、ゆいな。
本当に君は、生きた人形みたいだ。」



そっと頬に触れてくる男。

うっとりとこちらに向けられる視線。



「白くて細くてスラッと長い手足に、
綺麗でツヤツヤな髪、
透き通る様な大きくつぶらな瞳、
長い睫毛にくっきりとした二重、

血色のいい唇........



全てが、美しい。」