ーーーーーー ーーーーーーーーー フッと気がつくと、辺りは薄暗くなっていた。 肌寒い空気が、 繋がれた手錠からも冷たさが伝わる。 近くに和馬が居る気配は無い。 顔も身体もジンジンと痛む。 自分の足に血飛沫が飛んでいる。 ...........気持ち悪い。 血を流しすぎたのか、頭がボーッとする。 古い倉庫内は、所々溝があり そこには水溜まりが出来ている。 水溜まりに映るのは、自分の顔。