「入学式の時、入学試験で成績トップで
名前呼ばれてステージで表彰されてたよねっ!!

あの、あの時から、君に目が離せなくて!!

けどなんて話しかけたらいいか分からなくて、
だから友達になりたくて、もっと君を知りたくて

これからも、もっともっと君の傍に居たい!!!

本当に好きです。
全部、全部好き。

僕と付き合って下さい。」



突然の出来事に戸惑う。

初めての事に呆然と立ち尽くす。

どうしたらいいのだろうか。



「僕じゃ、ダメ.......かな」

「あ........いえ、そう.......じゃ、なくて」

「もっともっと一緒に居たら、居てくれたら、
僕は凄く嬉しい......

最初は友達感覚で少しずつ
慣れてくれればいいからさ!!

だから、お願いします」



とても必死な彼に、真剣な眼差しに、

信じてみようと思った。

ゆっくり彼の手を握る。