「ねぇ、君。ひとり?」



そこに現れたのが、和馬。



「「.............。」」

「あの、聞いてる?」

「あ...........はい」

「そっか!
僕も小学校一緒だった子が大半、違う中学でさ
まだあんまり馴染めてなくて......

もし良かったら友達になって欲しいなぁ〜.....
なんて、思ってたら君に声かけてたんだ。」



ニコニコ照れくさそうに笑う彼。

中学に上がって初めて声をかけられて、

どうしていいか分からずドギマギしてしまう。