そしてお客が帰った後は長々と説教が始まる。
「お茶出すだけにいつまでかかっているんだ!!!」
「...........ごめんなさい」
「対して会話も続かない相手に、
あんたがいつまで経っても
茶を持ってこないもんだから
私の喉がカラカラになっちまったろうが!!!」
「...........ごめんなさい」
「全く!!!! 何にも出来ないんだねあんたは!!!
あんたの母親も何の役にも立たない腐れ女だよ!!!
息子を汚した女の子だ!!! 汚らわしい!!!」
ガミガミと続く老婆の説教の間は絶対に正座。
老婆の前では正座でないとそれだけで怒られる。
何故こんなにも、
怒られ続けるのだろうか。