「げぇっ!! もう帰ってきたん」

「ここ俺ん家なんだけど」



嫌そうに舌を出すタイガさんに対し、

だるそうな滉牙さん。



「おかえりなさい。

ケータイ、大丈夫でした」



両手でケータイを持ち、彼に差し出す。



「そか、良かった。

あ、あと10%で電源切れる。

悪いんだけど、俺の部屋に充電器あるから
充電してきてくれる?」



彼の言葉にコクコクと頷き、部屋に向かう。