私は親友真理と色々な部活を回った。パッとした部活がなく諦めかけていた。最後の部活バスケ部。
キュッキュッと靴の音がなっている。誰か分からない二人の試合に目が離せなかった。ルールも分からない私でもわかる。この試合は物凄く凄いものだと。
「ねぇ君」
誰かに話しかけられた。
「はい」
私は半信半疑で答えると
「バスケ部に興味あるのかなぁ。そしたらマネージャーになってみない?」
急に言われたからびっくりした。
今の試合を毎回見られると思うとワクワクした。
「私で良ければよろしくお願いします!」
張り切りすぎて少し声が裏返ってしまった。それにきずいたのかその先輩は笑っていた。
「なんて名前なんですか」
これから一緒の部活で頑張る先輩の名前を覚えないといけないと思った。
「中原翔太だよ」
返信をしようと思ったその時片付けを終えたのか走ってきて
「俺三橋和真。よろしく。って誰?」
「新しいマネージャーだよ。和真」
「翔太先輩。和真先輩。頑張りますのでよろしくお願いします!」
これからの部活にワクワクとドキドキの胸を膨らませた。
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