そして、俺らは花火をした。
最初で最後の花火を…

先ずは打ち上げ花火をした。

みんな一気にテンションが上がった。
今までで見てきた花火の中で1番綺麗に見えた。

「こうへいー」

誰だ?
呼ばれた方を向くと、父さんと母さんがいた。

俺はみんなに断って、父さん達のところへむかった。

父「ちゃんと話せたみたいだな。」

こうへい「おう。ってか、いつからいたん?」

母「ずっと居たよ。」

こうへい「はあ?!」

母「発作起きた時は、行こうと思ったんだけど、お父さんがね大丈夫だからいくなってw」

こうへい「まぢか...じゃあ、あいと...」

父「ぁあw見てたよw」

こうへい「はあ...マジかよ...勘弁してくれよ...」

父「ははは。いいじゃないかw」

母「私たちもこんな時があったなあって懐かしくなっちゃった!」

こうへい「父さんも母さんも趣味悪い...」

父「そお言うなw父さんたちこれで帰るから花火終わったらみんなでうちに来なさい。夕飯みんなで食べよう。」

こうへい「ありがとう。じゃあ俺いくわ!」


きっと父さんと母さんも心配してたんだと思う。
でも、口出しせずに見守ってくれていた。
ありがとう。
俺は心の中で呟いた