ー次の日

あいつらが迎えにきてくれ、みんなで学校へ向かった。

あと何回この道をみんなで歩けるんだろうっ俺はそんな事を考えていた。

はやと「大丈夫か?」

「大丈夫。ちょっと考え事してた。」

はやと「珍しいな。お前が考え事なんて。」

「あと何回みんなでこの道をあるけるんだろうなって思ってさ...」

俺はあいに聞こえないように呟くようにいった。

はやと「っっっ!!!」

あい「あっ!!みゆきっ!」

その時、みゆきが走ってこっちにきた。

みゆき「おはよっ!!そろそろかなっておもってきてみたw」

あい「ありがとう!」

あいとみゆきは2人で話しながら前を歩いていた。
こんな些細な光景まで、俺には眩しく見えた。

はやと「お前...ふざけんなよ。これからもずっと卒業するまで歩くんだよ。」

俺は微笑んだ。

はやと「次言ったらマジで許さねえから。」

「ありがとな。」


それから俺らは一言も話さず学校まで歩いた。