「仁、ありがとう!!私、怖かったの」


有紗が俺の胸に抱きついてくる


「もう大丈夫だ。安心しろ」


「うん!みんなも、ありがとう!」


有紗の笑顔をみて俺たちは安堵した


「気づけなくて悪かった。言ってくれてありがとな」


「ううん!私···言うなって脅されてたけど、言ってよかった!」


「有紗、いつでも俺たちを頼れ。絶対に守ってやる」


俺は有紗に向かって言う


有紗は満面の笑みで頷いた