「お前はどうして早く死なないんだ」
「貴方なんか産みたくなかったのに」
あぁ
またこの夢か
もう分かってるよ
私が望まれて生まれてきたわけじゃないことくらい
それでも私には死ぬ勇気なんてない
私だって誰かに愛されたい
誰も本気で愛してくれない事なんて分かってた
なのにあの人達に期待しようとした
これは私への罰なんだ
あの人達を信頼しようとした
家族の未来をぐちゃぐちゃにしてあの子達まで不幸にした私への罰。
分かってる。
私は誰も信用しない。
みんな本当の私を見たら離れていくんだ。
大丈夫。
私は最期まで演じてみせるよ