体育館裏に着くとそこにはいかにもギャルって感じの女の人達が3人いた。

女1「来たんだ
来ないかと思った」


あなたが来いって言ったのに


「ごめんなさい、私になにか用ですか?」


女1「分かっているでしょう?
最近胡蝶の姫になったんですってね」


やっぱりその事だよね


「はい、それが何か?」

女1「ふざけないで!今すぐ胡蝶の皆様から離れ
なさい!皆様だって迷惑してるのよ!」


「どうして迷惑だって分かるんですか?
皆に聞いたんですか?」

女1「き、聞いてないわよ!でも迷惑に決まって
るじゃない!
大体ね、貴方気持ち悪いのよ!
いっつも笑ってて、いい人演じてるだけな
んでしょう!? 」

そうだよ

私はいい人を演じているだけ

でもそうでもしないと誰も愛してくれないでしょう?


でも、やっと見つけたの

本当の私を愛してくれるかもしれない人達を


そう簡単に手放すことはできない。


「言いたい事はそれだけですか?
私は私の意思で皆の傍にいるんです。
皆が好きだから一緒にいる。
どうしてそれに資格が必要なんですか?」

女1「うるさい!さっきから生意気なのよ!
胡蝶の皆様は皆のものよ!貴方なんかが
独り占めしていいものではないの!」


ふざけないで、皆は物なんかじゃない。


「皆は物なんかじゃありません。
勝手な事言わないでください。」



すると女の人の顔がみるみる赤くなっていく



あれ、怒らせちゃったかな