奏「俺と湊音はもういいよね。
湊音が総長で、俺が副総長だよ。
よろしくね。」


黒髪が月島さん。青髪が如月さん。


廉「僕は、一ノ瀬 廉(いちのせ れん)
よろしくね!」


オレンジ髪の可愛い顔をした人が一ノ瀬さん。


夏「風早 夏(かざはや なつ)
俺に近づくな。」


茶髪のツリ目っぽいのが風早さん。


優「神代 優(かみしろ ゆう)」

灰色髪のおっとりしてるのが神代さん。


「夜桜蘭です。
よろしくお願いします。」


笑顔でそう言って、頭を下げた。


すると、月島さんが


湊「敬語やめろ。あと、呼び捨て。」


そう言ったので、これからは呼び捨てとタメ口でいくことになった。


奏「じゃあ、そろそろ行こうか」


と、如月さん....奏が言った。


どこに行くんだろうと思っていると、


みんな部屋から出ていくから、


慌てて着いていく。


部屋から出ると、1階にはたくさんの人がいて、


少し体が震えてしまいそうになる。


そんな私を見て、隣にいた廉が


廉「大丈夫?」


と聞いてきた。


私は、


「大丈夫だよ。ありがとう」


と言って、みんなのいる所へ向かった。


私が着いたことを確認すると、湊音は、


湊「よく聞け。
こいつを今日から俺達の姫にする
全力で守ってくれ
なにか不満があるやつは俺に直接言いに来
い」


そう言うと、私に


湊「蘭、挨拶。」


湊音の言葉になにも考えていなかった私は少し焦る


でもとりあえず、今の気持ちを伝えることにした


「初めまして、夜桜蘭です。
2階からすみません。
皆さんの大事な場所に入ってしまってごめんな
さい。
いきなり姫だと言われて納得できない人も
私の事をよく思わない人もきっといると思いま
す。
だから、もし私に何かあったとき、私のことは
守らなくていいです。ただ、ここにいること
だけは許してください。」

そう言って深々と頭を下げた。


倉庫内がシーンとなって、不安になった私は隣にいる廉を見た。


廉は私の視線に気づいてニコッと笑ってくれた


それで少し安心したけれど、やっぱりみんな嫌かな


少しの間が空いて、


1階から


「俺は賛成っす!」


「俺も!」


という声が聞こえてきて、すごく嬉しくなった。


最初は嫌だったけど、これからみんなと過ごす未来を想像して、少し楽しみになった