えー…おばあちゃんは時間を泡つる職業だったの?

てっきり今まで編み物ばかりしているから、手芸関係のお仕事昔にしてたとかですごく作品も上手なんだと…えー?


「おばあちゃん、もうすぐ死ぬの?」

孫の最後の願いを聞きたいとかそういうの?

やめてよ、親不孝者どころか祖母祖父不幸な私にありがたいことなんて、よくないよ…。

「まだ死ねないわ。おばあちゃんは多未が赤ちゃん産んでそれを可愛がってから死にます」



うわー、ちょっとずれてる。普通、孫の顔を見てから、とか、孫が結婚するまで、とかのイメージだけど…うわ、私、責任重大じゃん。中学で彼氏作れって?



「多未、もし分からないこととかがあったら手帳に挟んである紙を見て。セットで、去年の新品カレンダーと日記をプレゼント。気をつけてね?」


「え?うそ、もう行く?ええっ?」

「後悔するより幸せ探せー!」



最後におばあちゃんが何か騒いでたきがするけど、とりあえずは、いつもより少し早口なおばあちゃんを確認でき、その後、私は深い眠りについた。