朝食後、会社に行くまではゆっくりできるのかな?と思っていたが、零さんと幹さんはすぐに仕事へ行く準備を済ませ、6時半過ぎには家を出てしまった。
二人を見送り、リビングに戻るとテーブルの上に小さなバッグが置かれていた。
もしかしたら忘れ物かもしれないとテーブルに近づくと、小さなメモ紙が置いてある。
紙には、有り難く食いなと綺麗な字で一言書かれていた。
「もしかしてこれ私のお弁当?あっ!だから私の仕事の時間聞いてきたんだ」
素直に言ってくれればいいのに…と笑みがこぼれる。
それから仕事に行く時間までの間、リビングや借りてる部屋の掃除をして時間を潰した。
大方の掃除が終わり時計を見ると、ちょうどいい時間。忘れ物がないか確認をし、鞄とお弁当を持って私も職場へと向かった。
職場に着き、真っ直ぐスタッフルームに向かうと、先に来ていた清香がおはようと挨拶をしてくれる。
「おはよう清香」
「あれ?それお弁当?いつも賄いなのに珍しいじゃん」
「あ、うん。賄いもお金かかるし、作れるときは作ろうかなって」
普段賄い食べてる人間がお弁当バッグ持ってたら、そりゃあすぐ気づくよね。
それから少しだけ他愛ない話をして、清香と二人でホールに向かった。
二人を見送り、リビングに戻るとテーブルの上に小さなバッグが置かれていた。
もしかしたら忘れ物かもしれないとテーブルに近づくと、小さなメモ紙が置いてある。
紙には、有り難く食いなと綺麗な字で一言書かれていた。
「もしかしてこれ私のお弁当?あっ!だから私の仕事の時間聞いてきたんだ」
素直に言ってくれればいいのに…と笑みがこぼれる。
それから仕事に行く時間までの間、リビングや借りてる部屋の掃除をして時間を潰した。
大方の掃除が終わり時計を見ると、ちょうどいい時間。忘れ物がないか確認をし、鞄とお弁当を持って私も職場へと向かった。
職場に着き、真っ直ぐスタッフルームに向かうと、先に来ていた清香がおはようと挨拶をしてくれる。
「おはよう清香」
「あれ?それお弁当?いつも賄いなのに珍しいじゃん」
「あ、うん。賄いもお金かかるし、作れるときは作ろうかなって」
普段賄い食べてる人間がお弁当バッグ持ってたら、そりゃあすぐ気づくよね。
それから少しだけ他愛ない話をして、清香と二人でホールに向かった。