もう一度振り返る。

嘘だろ…


間違いない。 アイツの家だ。


信じたくもない目の前の現実に
俺は迷いもなく、、引きかえした。


こんな非常識なことしていいのかよっ。

家の窓を全力で叩き割る。


硬ぇっ、、、 痛っ、、


想像より遥かに硬い。 やべぇ

いくら制服着てても、もう肘の感覚がない。

でも、、この間も止むことのない怒号に、、
痛みなんて忘れて、、さらに力が入る。



ーーーー バリンッ ……ーーーーー



「 はぁっ、、はぁ、、 」


やっと割れた。、、

何なんだよ、、 何なんだよっ!!


何でこんな焦ってんだ俺。


壊した窓から中に入る。